全く新しいde-liKeRのロゴ、誕生。

2016·02·07

今宵の月はどうでしょう。こんばんは、@CreatorQsFです。
月の表情は変容し、次の夜には陰となる。満月の夜砂漠を歩く、月光は砂漠の夜に、よく似合う。

月は新しくならずとも、de-liKeRは新しくなることができます。

ずっと、ここ何ヶ月も温めてきたデザインが、やっと仕上がりました。少なく見積もって3か月くらい。2015年の10月頃からこちょこちょ作っていましたから。

これはde-liKeRのロゴを写真に撮ったものです。このブログのヘッダにも使われています。これからはこのロゴを写真に撮る、という作業を継続して行っていきたいと思っています。

元のロゴはこちらです。

今日は、このロゴのデザインにかけた思いを、ここで紹介したいと思っています。

私が、de-liKeRにブログじゃない可能性を見出したのは、ドメインを取得してからでした。ここで何かを作ってやるか。そんな思いでやっていました。

もともと何かを作るのはQueensyaで、そう思っていましたが、だんだん課外の活動が個人化していくにつれて、QueensyaのLeaderでは通じなくなってくるところがあったのです。
だからde-liKeRを作りました。
個人としての力量はどのくらいなのか。個人としては何が語れて、何を考えて、どんな思いでものを作っているのか。
内部での思想の違いなどもあったため、私の立場をしっかりと整える必要がありました。そうして私はここで、これからも活動していきます。Queensyaは大好きです。de-liKeRもきっとこれから、愛せるかなぁて、思っています。

そのために、私はロゴを作りました。この場所を特別なところにするために、です。
私はデザインにはそういう力があると信じてます。

まずは書体から選びました。de-liKeRは以前はSkiaという書体を使っていましたが、より新しいものを表したかったので、Futuraを選択しました。最近の私のお気に入りでもあります。よく最近使うのはFutura・DIN・Cantarellです。

そして少しの違いを出したく、また勢いが欲しかったのであえて斜体にしました。直線縦の美しいラインは崩れてしまいますが、それだけの価値はあったかな、なんて、そんな気がしています。
deはde-liKeRの象徴です。突き抜けているイメージを前面に押し出したかったので、白抜きにしてdのトップを飛び出させました。
liKeR部分は普通にカーニングして揃えました。若干deとliKeRのつなぎ目がlの方に近いのは、最初はdeと均等にしようと考えたのですがぱっと見の第一印象でdeを前面に押し出したかったので若干話しました。 僕はFuturaの幾何学的で、どこか人間味のある形が大好きです。特にiの点が好きです。だからその辺はあまりいじらず使いたいなと思い、書体部分はホンッとにそのまんま使っています。

それにしてもFuturaは美しいですねぇ…。その美しさをちゃんと押し出せてるのは微妙ですが…。

そして一番大事な、下の4本線の説明です。
私はインターネットの世界にMacを持ち込んだとき、自らのアイコンをデザインしました。その際に使った色が青・緑・オレンジ・ピンクであり、それをここまで引きずっている、そういうわけです。もともとそれぞれの色には意味があり、それは僕が今後やっていくことの指標にもつながっているわけで、4つの柱は今でも健在であります。それは時が来たらここに書きます。
そして青・緑・オレンジ・ピンクの順になっているわけですが、これは黒からだんだん色を遠ざけているなんていう意味もありますが、私の新デザインのロゴを見てもわかりますように1寒色・2暖色の順で使っていこうと考えています。緑は初代de-liKeRの色でした。でもde-liKeRのブログはなんとなくイメージは緑で、でも全体としてのメインカラーは黒、で行きたいのです。
結果的にここは緑・青でも同じだなぁと思ったのですが、より緑が見やすいのは2本目かなと思いました。
僕はこれまで、あまり多色刷りのデザインをしてきたことはありません。むしろ2~3色で、だいたい6:3:1になるようにデザインしてくるタイプの人間でしたので、しかもこういうロゴにこのようにごちゃつかせるのは如何なものか、とは考えました。でも結果的に白黒に染め上げてもこれがde-liKeRだというアイデンティティはありますし、私CreatorQsFとde-liKeRという関係が最も如実に現れるのはこの色を選択することではないか。そう思ってこのごちゃつき感を許しました。そしてこれでボックスを作るとか色々考えたのですが、シンプルに4本直線を引くことで落ち着きました。若干文字に被らせているのもミソです。

僕は、今回長い時間をかけてデザインしたこれを、気に入っています。
愛着が持てそうです。

このロゴとは長い時間を共にしなければならない予感がしているので、少しだけ先が見えて嬉しく思っています。

おわり